清助どんこの「しずおか食セレクション」認定
県きのこ総合センター振興協議会では、伊豆地域の原木しいたけの振興のため、乾しいたけの中でも特に高品質のものを「清助どんこ」として認定しブランド化を図っています。この清助どんこは静岡県を代表する食材の一つとして、平成23年度に「しずおか食セレクション」として認定されています。
しずおか食セレクションとは
※詳細は >> 県HPを参照
-
制度の概要及び目的
静岡県の農林水産物や加工食品の中から、全国ひいては海外に誇りうる価値や特徴等を備えた食材を県が認定する制度。認定商品を県が戦略的にプロモーションすることにより、静岡県のブランド力の向上を図るとともに、県内産業の活性化に資することを目的とする。
-
認定基準
次の5つの要件を満たしていることア セールスポイント(独自性・コンセプト等)
イ 販売流通戦略
ウ 安全
エ 品質
オ 評価
認定の概要
-
認定商品の概要
商品名:清助どんこ(乾しいたけ)
申請者:伊豆の国農業協同組合椎茸委員会 -
認定のポイント
申請に当たり、以下の点をセールスポイントとしました。
-
静岡生まれの技術で作られたものであり、また、静岡の歴史や文化に関連した物語性がある
原木しいたけの栽培技術は270年以上前に伊豆市で確立されたとされ、以来、長年培われた高度な栽培技術により伊豆では高品質な乾しいたけを生産し続けている。人工栽培技術を確立した人物である「石渡清助」の名前にちなんでブランド名を「清助どんこ」としている。
-
他の商品に比べ明らかに品質が高い
JA伊豆の国において開催される乾しいたけの入札会にあわせて品質判定会を行い、どんこの中でも特に品質が高いものを清助どんことして認証している。(伊豆産の原木乾しいたけで、直径4cm以上で、上どんこ以上の品質)
商社、生産者、JA、県、振興協議会等で構成される品質判定委員会が厳正に審査したものであり、認定率は出品される商品のうち1~3%である。 -
安全性
原木栽培によるしいたけは、農薬、肥料を一切使用せず、クヌギ等広葉樹の原木の栄養のみで生産している。
-
認定式
平成23年11月29日(水)に、グランディエール ブケトーカイ(静岡市葵区紺屋町)で開催された「ふじのくに食の都づくり表彰式2011」において、「しずおか食セレクション認定式」が行われ、川勝知事より認定証を授与されました。